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【中学受験国語】4、5年生の間にやっておきたいこと
国語2025.07.02

語彙の学習はもちろん重要ですが・・・
4,5年生の保護者様からよくいただく質問に、「国語で何を学習したら良いのか分からない・・・」というものがあります。
塾の宿題として出される語彙の学習を少しやる程度。たまに音読するくらいで、あとは何もやっていない。こういったご家庭も多いのではないかと思います。
確かに他の科目の学習もありますし、なかなか時間も足りないのも分かります。語彙の学習も非常に重要ですし、それだけでも悪い訳ではありません。が・・・
4,5年生のうちに、できるだけやっていただきたいことがあります。
それは、読解の授業で学習した文章を徹底的に復習することです。
多様なテーマに触れることの重要性 6年生になったときの伸び方が違ってきます
何を当たり前のことを・・・と思われるかもしれません。しかし、読解の授業で出会った文章をやりっ放しにしているご家庭が意外と多いのです。
4,5年生のうちは、もちろんテストの結果も大事なのですが、様々なテーマの文章に触れることが大切です。そして自分のモノにしていくことが重要といえます。やりっ放しは非常にもったいない。
様々なテーマに触れることで、テーマごとの背景知識も蓄積されていきます。
また、テーマに関連する語彙も自然と増えていきます。これも非常に重要。難しい文章にも対応できるようになります。
さらに、異なるテーマの文章は、それぞれ異なる論理構造や表現方法を持っています。多様なテーマの文章に慣れることで、どのような文章にも対応できる読解力が身につきます。
ということで、語彙の学習も大事ですが、読解の授業やテストで出会った文章を徹底的に読み込むことも非常に重要です。サピックスでいえばB授業で使うテキストですね。こちらを念入りに読んで、自分のモノにしていきましょう。6年生になってからの伸びがガラリと変わるはずです。
読解に関して何かお悩み、ご相談があればいつでもお問合せくださいませ。