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【中学受験国語】読解の型を身につけることの重要性

国語

2025.07.15

【中学受験国語】読解の型を身につけることの重要性

国語の成績が安定しない・・・もしかしたら型が身についていないのかも

「国語の成績が安定しなくて・・・」というご相談をよくいただきます。良いときと悪いときの差が激しいというような内容ですね。

もちろん、お子様によって得意なテーマ、不得意なテーマもありますし、読みやすい文章であれば高得点を取れるし、苦手な文章であれば点数がふるわない・・・こういった傾向があるかと思います。

しかし、一方で国語が得意なお子様、成績が安定しているお子様も多くいらっしゃる。どんな文章がテストで出ても、点数が安定しているようなお子様ですね。そういったお子様たちの特徴を一つあげるとすれば・・・

読みの「型」が身についているお子様が多いような気がします。
例えば、接続語が出てきたらしるしをつけたり、具体例とまとめをしっかり分けていたり。
登場人物に〇をしていたり、場面分けがキッチリできていたり、心情語には線を引けていたり。

読むうえでの基本的な所作が出来ているお子様は、テストの点数が安定する傾向にあると言えます。どんな文章が出ても、「型」通りに読むことができるのですから、こういうお子様は強いです。

ということで、なかなかテストの点数が安定しないとお悩みの方は、読解の「型」がしっかり身についているかどうか、一度確認をしてみることをオススメします。
特に4、5年生は、時間のあるうちに「型」をしっかり身につけることを意識しましょう。6年生になってからの成績の伸びがガラリと変わってきますので。頑張ってください。

何かご質問のある方は、いつでも遠慮なくお問合せくださいませ。

小島一浩

小島 一浩Kojima Kazuhiro

早稲田大学法学部を卒業後、塾講師としての道を歩みはじめ、市進学院やサピックスにて中学受験指導に携わってきました。講師歴は20年以上にわたり、御三家をはじめとする最難関校から中堅校まで、幅広いレベルの受験生を指導しております。

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