ブログ

【中学受験国語】過去問や模試の記述問題、どう復習すればいい?効果的な採点・見直し方法

国語

2025.11.23

【中学受験国語】過去問や模試の記述問題、どう復習すればいい?効果的な採点・見直し方法

過去問や模試の記述問題、どう復習すればいい?効果的な採点・見直し方法

受験シーズンが近づくこの時期、過去問や模試の記述問題について「どのように採点したらいいのか」「復習の仕方がわからない」というご相談が増えてきます。

選択問題と違って正誤が明確でない記述問題は、自己採点も復習も難しいもの。今回は、記述問題の効果的な復習方法をご紹介します。

基本の3ステップ:まずはここから始めよう

記述問題の復習には、押さえておきたい基本のステップがあります。

ステップ1:模範解答と自分の答えを比較する

まずは、模範解答と自分の答えを並べて見比べましょう。全体の構成や書き方の違いを確認することで、改善点が見えてきます。

ステップ2:何が足りなかったか、何が余計だったかを確認

次に、具体的な内容面をチェックします:

  • 足りなかった要素:模範解答にあって自分の答えにない情報は?
  • 余計だった要素:問われていないのに書いてしまった内容は?

記述問題では、「書きすぎ」も減点対象になることがあります。必要な情報を過不足なく盛り込むバランス感覚が重要です。

ステップ3:キーワードが含まれているかチェック

採点基準では、特定のキーワードの有無が重視されます。模範解答から重要なキーワードを抜き出し、自分の答えに含まれているか確認しましょう。

キーワードが入っていれば部分点がもらえることも多いため、この視点は特に大切です。

わからないときは、遠慮せず先生に相談を

基本のステップを踏んでもどうしても分からないとき、一人で悩み続ける必要はありません。思い切って塾の先生に頼りましょう。

サピックス生であれば質問教室を積極的に利用してください。他の塾でも、記述問題の添削や相談に応じてくれる先生がいるはずです。

実は模範解答が「微妙」なこともある

ここだけの話、模範解答自体が微妙な場合もよくあります。出題者の意図と解答作成者の解釈にズレがあったり、別の解釈も十分成立したりするケースは少なくありません。

だからこそ、プロの目で判断してもらうことが大切なのです。「こんなこと聞いていいのかな」と遠慮する必要はまったくありません。

まとめ:記述問題は「対話」しながら伸ばす

記述問題の力は、一人で黙々と解くだけでは伸びにくいものです。

  • 模範解答との比較で自己分析
  • 足りない点・余計な点の確認
  • キーワードのチェック
  • わからないときは先生に相談

この4つのステップを意識することで、記述力は確実に向上していきます。

特にこの時期は、過去問や模試を通じて自分の弱点を知る絶好のチャンス。遠慮は禁物です。積極的に質問し、対話しながら、記述力を磨いていきましょう!

小島一浩

小島 一浩Kojima Kazuhiro

早稲田大学法学部を卒業後、塾講師としての道を歩みはじめ、市進学院やサピックスにて中学受験指導に携わってきました。講師歴は20年以上にわたり、御三家をはじめとする最難関校から中堅校まで、幅広いレベルの受験生を指導しております。

ブログ一覧に戻る