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【中学受験国語】「何を書けばいいか分からない」記述問題の悩みを解決!模範解答の分解法

国語

2025.11.23

【中学受験国語】「何を書けばいいか分からない」記述問題の悩みを解決!模範解答の分解法

「何を書けばいいか分からない」記述問題の悩みを解決!模範解答の分解法

記述問題で、こんな会話をしたことはありませんか?

「記述、何書けばいいか分からない………」
「問題読んだ?」
「読んだ」
「なら書けるでしょ」
「………」(手が動かず)

下手すると延々と続くこのループ。親としてはもどかしく、子どもも焦りと不安でいっぱいです。

でも実は、この状況の原因は「読解力不足」だけではないかもしれません。今回は、手が止まってしまうお子様のための具体的な解決法をご紹介します。

手が動かない原因は「何を書くべきか」が見えていないこと

お子様の手がピクリとも動かない場合、問題は読解力ではなく「何を答えるべきかの整理ができていない」ことにあります。

頭の中では理解していても、それを文章としてどう組み立てればいいのか分からず、フリーズしてしまうのです。

解決策:模範解答を「分解」して最低限を決める

こんなときは、模範解答を分割し、最低限書くべきことを決めてしまうのが効果的です。

具体例で見てみましょう。

【例】模範解答の分解

模範解答:
「長年会えなかった祖父に会えると期待していたのに、病気で会えないと知って悲しい気持ち」

この文を分解すると、以下の6つの要素に分かれます:

  1. 誰に? → 祖父に
  2. いつぶり? → 長年
  3. 何を期待? → 会える
  4. 実際は? → 会えない
  5. 理由は? → 病気
  6. 気持ちは? → 悲しい

最低限必要な要素を見極める

6つすべてを書けなくても大丈夫。最低でも③④⑥(期待・実際・気持ち)があれば部分点がもらえます。

つまり:

  • 「会えると期待していたのに、会えなくて悲しい気持ち」

これだけでも、記述問題としては十分な答えになるのです。

「端的に書くべきこと」を決めることが最重要

記述問題では、まず「端的に書くべきこと」を決定することが何より重要です。

ここがズレてしまうと、どんなに立派な文章を書いても点数になりません。逆に言えば、書くべきポイントさえ押さえていれば、表現が多少拙くても得点できるのです。

実践のステップ

お子様が記述問題で手が止まったら、以下のステップを試してみてください:

  1. 模範解答を一緒に見る
  2. 要素に分解する(誰が?何を?どうして?どんな気持ち?など)
  3. 最低限必要な要素を3つ選ぶ
  4. その3つだけで文を作ってみる

このプロセスを繰り返すことで、「何を書くべきか」を見極める力が自然と身についていきます。

まとめ:記述は「整理力」が鍵

記述問題で手が止まるのは、読解力の問題だけではありません。多くの場合、「何を書くべきか」の整理ができていないことが原因です。

模範解答を分解し、最低限の要素を見極める練習を重ねることで、記述問題への苦手意識は確実に減っていきます。

焦らず、一つずつ。頑張りましょう!

小島一浩

小島 一浩Kojima Kazuhiro

早稲田大学法学部を卒業後、塾講師としての道を歩みはじめ、市進学院やサピックスにて中学受験指導に携わってきました。講師歴は20年以上にわたり、御三家をはじめとする最難関校から中堅校まで、幅広いレベルの受験生を指導しております。

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