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【中学受験国語】国語が苦手なサピックス生がやるべきこと
国語2025.12.03
国語が苦手なサピックス生がやるべきこと
サピックスで国語が苦手なお子さんを持つ保護者の方、また国語に悩んでいる生徒さんへ。国語の成績を上げるために、具体的にどのような学習を進めればよいのでしょうか。今回は、国語が苦手なサピックス生が重点的に取り組むべきポイントをご紹介します。
1. 漢字・知識系問題は毎日コツコツと
まず基本中の基本ですが、漢字と知識系問題は毎日必ず取り組みましょう。これらは努力がそのまま得点に結びつく分野です。
漢字や語句、文法などの知識問題は、読解問題と違って「知っているか、知らないか」で決まります。毎日少しずつでも継続することで、確実に得点源にすることができます。1日5分でも10分でも構いません。習慣化することが何より大切です。
2. Aテキストを徹底的に復習する
国語が苦手なお子さんにとって、サピックスのAテキストは最高の教材です。授業で扱ったAテキストをしっかりと復習することが、国語力向上の近道となります。
解答冊子の活用法
Aテキストの解答冊子には、単なる答えだけでなく、本文のどこに線を引けばよいのか、サピックスの先生がどのように本文を読み解いているのかという見本が示されています。
この「模範的な線の引き方」を参考にしながら、自分でも本文に線を引く練習をしてみましょう。最初は解答を見ながらで構いません。「なるほど、ここに注目すればいいのか」という気づきが積み重なることで、読解力が養われていきます。
問題別の対策を学ぶ
解答冊子には、選択肢問題の攻略方法など、問題のタイプ別に具体的な対策が書かれています。
例えば:
- 選択肢問題では、消去法をどう使うか
- 記述問題では、どのような要素を盛り込むべきか
- 抜き出し問題では、どこに着目すればよいか
これらの解説をしっかり読み込むことで、問題を解くための「型」を身につけることができます。
3. 読解の基礎を固める
本文への線の引き方や、文章の論理構造の読み取り方など、読解の基礎を学ぶのにAテキストはうってつけです。
本文のどこに線を引いたらいいのか分からない・・・というお子様は、テキストの「先生をやってみたよ」を参考にすると良いでしょう。線の引き方がバッチリと載っています。
国語が苦手な子ほど、難しいBテキストに手を出す前に、まずはAテキストで基礎をしっかり固めることが重要です。基礎ができていないまま難しい問題に取り組んでも、効果は上がりません。
まとめ:Aテキストを徹底復習しよう
国語が苦手なサピックス生がやるべきことをまとめると:
- 漢字・知識系問題を毎日継続する
- Aテキストをしっかりと復習する
- 解答冊子の解説を熟読し、線の引き方や解法を学ぶ
特に、国語が苦手な子は、Aテキストを徹底的に復習することが成績向上の鍵となります。一度解いて終わりではなく、何度も読み返し、先生の解説を自分のものにしていきましょう。
地道な努力の積み重ねが、必ず結果につながります。頑張ってください!