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【中学受験国語】サピックスBテキストこんな使い方はNG!成績が伸びない4つの落とし穴

国語

2025.12.14

【中学受験国語】サピックスBテキストこんな使い方はNG!成績が伸びない4つの落とし穴

サピックスBテキスト、こんな使い方はNG!
国語の成績が伸び悩む「4つの落とし穴」

「やっているつもり」を「力になる学習」へ変えるための処方箋

サピックスに通うお子さんをお持ちの保護者様にとって、毎週配られる「Bテキスト」の扱いは悩みのタネではないでしょうか。記述量が多く、内容も高度なBテキストは、正しく使えば強力な武器になりますが、一歩間違えると「時間を浪費するだけの作業」になってしまいます。

「うちは真面目に宿題をこなしているのに、マンスリーテストの結果が振るわない……」もしそう感じているなら、無意識に成績が伸びない「NGな解き方」が習慣化しているかもしれません。今回は、今すぐ見直すべき4つの落とし穴を徹底解説します。

心当たりはありませんか?4つのNG行動

  • 1

    「いつかやる」で溜め込む: テキストの山がプレッシャーに変わる

  • 2

    「答えを写す」だけの作業: 思考停止のまま解答欄を埋めている

  • 3

    「時間無制限」でダラダラ: 本番のスピード感が身につかない

  • 4

    「解き直し」をしない: できない問題を放置して次に進む

落とし穴1:未整理のまま「ただ溜め込む」

サピックスのカリキュラムは非常にスピーディーです。Bテキストを「週末にまとめてやろう」「時間ができたらやろう」と後回しにしていると、あっという間に未着手の山が出来上がります。

記憶が鮮明な「授業を受けたその週のうち」に手を付けないと、授業で先生が話した「読解のヒント」や「記述のコツ」を忘れてしまい、結局イチから読み直すことになります。これは非常に効率が悪いです。まずは「鮮度が命」と心得ましょう。

落とし穴2:丸つけ後の「答え写し」

記述問題が多いBテキストでは、解答例が非常に長くなります。お子さんがその解答例を見て「なるほど」と思いながら赤ペンで写している……。一見、勉強しているように見えますが、これは「書写」であり「学習」ではありません。

なぜその答えになるのか、自分の解答にはどの要素が足りなかったのか。解説冊子を読み込み、自分の頭で納得して初めて血肉となります。ただ写すだけでは、初見の問題に対応できる力は一切育ちません。

落とし穴3:時間制限のない「ダラダラ学習」

「記述が終わるまで頑張りなさい」と、1問に30分も40分もかけていませんか? 本番の入試やマンスリーテストには厳格な時間制限があります。

普段から時間を意識せずに解いていると、テストの時に「時間が足りなくて最後まで辿り着けない」という失敗を繰り返すことになります。「この大問は15分で解く」と決めて、キッチンタイマーをセットする習慣をつけましょう。集中力も上がり、一石二鳥です。

落とし穴4:やりっぱなしで「解き直し」ゼロ

一番もったいないのが、丸つけをして満足してしまうことです。国語の成績を上げる唯一の方法は、「できなかった自分」を「できる自分」にアップデートすることです。

特にBテキストの記述は、「要素が足りなかったのか」「文末が不自然だったのか」を分析し、もう一度自力で書き直す作業が不可欠です。また、意味が分からなかった言葉を辞書で調べたり、文章を音読して内容を脳に定着させたりといった「地味な作業」こそが、数ヶ月後の偏差値を作ります。

💡 Bテキストを「最強の武器」に変える5ステップ

スピード勝負: 授業後3日以内に復習をスタートする

自力で格闘: 答えを見る前に、最低10分は自分の頭で考える

タイマー活用: 制限時間を設けて、実戦の緊張感を持たせる

完全な解き直し: 記述は納得いくまで書き直し、自分のものにする

基礎の徹底: 本文の「音読」と「言葉調べ」をサボらない

サピックスのBテキストは、正しく使えばこれ以上ないほど優れた教材です。
今日から「作業」をやめて「学習」に変えていきましょう。小さな改善の積み重ねが、必ず大きな結果となって返ってきます!

小島一浩

小島 一浩Kojima Kazuhiro

早稲田大学法学部を卒業後、塾講師としての道を歩みはじめ、市進学院やサピックスにて中学受験指導に携わってきました。講師歴は20年以上にわたり、御三家をはじめとする最難関校から中堅校まで、幅広いレベルの受験生を指導しております。

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